20年先を読む成長国留学 (編集部 Vol.5)

留学マニュアル

20 年先の働き盛りでインパクトのある自己投資が理想です。「やはりアメリカだろう」といった親やマスコミの固定観念に従ったり、先輩や友達の前例を後追いしたりしていたら、先取りはできません。実際、いま中国ビジネスで活躍しているのは、中国語が大学の第二外国語ですらなかった時代に「なぜ欧米じゃないの?」と周囲に引き止められながらも、あえて中国に留学した人たちです。加えて途上国留学は、若いときにしかできません。
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■どこが成長国か? ※太字は北大交換留学も可能。
・将来予測では BRICs と N-11、外交力では G-20、現経済力では OECD と G8 か。
① 東・東南アジア:中国(BRICs)、韓国(N11/G20/OECD)、インドネシア(N11/G20)、フィリピン(N11)、ベトナム(N11)。
② 南アジア:インド(BRICs/G20)、バングラディッシュ(N11)、パキスタン(N11)。
③ 中東:エジプト(N11)、イラン(N11)、トルコ(N11/G20)、サウジアラビア(G20)、イスラエル(OECD)。
④ 中南米:ブラジル(BRICs/G20)、メキシコ(N11/G20/OECD)、アルゼンチン(G20)、チリ
(OECD)。
⑤ アフリカ他:ナイジェリア(N11)、南アフリカ(G20)、ロシア(BRICs/G8)。
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■多くの人に話されている言語は?
①中国語(13億人)、②英語(5.1億人)、③ヒンディー語(4.9)億人、④スペイン語(4.2億人)、⑤フランス語(4.1 億人)、⑥ロシア語(2.8 億人)、⑦アラビア語(2.5 億人)、⑧ベンガル語(2.1 億人)、⑨ポルトガル語(1.9 億人)、⑩インドネシア語(1.8 億人)、⑪日本語・ドイツ語(1.3 億人)。cf. インドネシア語≒マレー語(フィリピンのタガログ語も親類)
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■未来を先取りできる留学先かも
①英語(途上国):インド・パキスタン(+ヒンディー語系)、バングラディッシュ(+ベンガル語)、フィリピン・マレーシア(+インドネシア語系)、ケニア・ザンビア(+スワヒリ語系)。
②英語(先進国):香港・シンガポール(+中国語)、米国南端(+西語)、仏語圏カナダ(+仏語)。
②中国語:中国・台湾・香港・シンガポール(+英語)。
③スペイン語:メキシコ・アルゼンチン・チリ。
■戦略次第では面白い留学先かも
①途上国:スリランカ・ネパール(英語)、サウジアラビア・北アフリカ(アラビア語)、ブラジル(ポルトガル語)、インドネシア(マレー語系)、ベトナム、タイ、仏語圏アフリカ。
②先進国:ロシア・カザフスタン(露語)、アイルランド・アイスランド・マルタ・加米豪英・ニュージーランド(英語)、韓国、ポーランド・ハンガリー・チェコ、トルコ。
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■費用対効果「だけ」を考えたら相対的に不利かも
日本語(少子高齢化)、ドイツ語・オランダ語(英語転換済)、現代イタリア語・ギリシア語(古典語負け)、北欧語・東欧語(関西人口程度)、ナイジェリア・南アフリカ(重犯罪多発)。
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