携帯電話 (一戸 Vol.5)
~Manual~携帯電話
経済学部 4 年 一戸 宏介 (2015年度)
携帯電話は、留学生活においてなくてはならない必需品です。しかし、携帯電話の市場はとにかく変化が激しいので、常に最新の情報をチェックする必要があります。ここでは、日本の携帯電話に SIM ロックがかかっているという前提で、現時点(2015年度)の携帯電話事情を紹介したいと思います。
スマフォとプリペイドの二刀流
日本の多くの留学生は、日本のスマートフォンと現地のSIMフリー携帯の2つを使い分けていました。スマートフォンは、日本で使っていたものをそのまま持って行き、データ通信をオフにして、Wi-Fi のある場所で使います。日本にいる家族や友人との連絡、また現地の友人との事前の日程調整などは、スマートフォンで行なうのが便利でしょう。
SIM フリー携帯は、安価な機種を現地で調達し、プリペイド式でチャージします。端末本体と SIM カードを購入すれば、すぐに使用することが出来ます。こちらは、現地の友人との待ち合わせや、フラットメートとの連絡(夕飯を食べる食べない)の際によく使います。どちらかだけでは不便を感じるので、この二刀流がおすすめです。
プリペイド式の使い方
プリペイド式は、事前に一定金額をチャージすることで使用が可能となります。メールを送ったり電話をかけたりすることによって、残高が減り、残りわずかになるとまたチャージして使います。チャージの方法は至って簡単です。様々な方法がありますが、私はスーパーで買い物をしたついでに、レジでチャージしていました。レジの方に金額と電話番号を伝えるとチャージしてもらえます。
金額についてですが、個人差はありますが、私はフィリピンもハンガリーも1ヶ月 500 円ほどでした。
機種本体は、SAMSUNG の最も安いものを使っていたのですが、フィリピンでは 2000 円、ハンガリーでは 3500 円ほどでした。
Wi-Fi
日本から持って行くスマートフォンは、Wi-Fi 環境でのみ使用することが出来ます。主な Wi-Fi スポットは、住居、大学、カフェ、レストラン、観光地などです。住居は寮やフラットなどにより料金や内容が異なります。フィリピンやハンガリーは大学寮がなかったため、任意で住居にネットをとおすことが可能でした。どちらの国も、1ヶ月 5000 円ほど(ルームメイトと折半)。大学の Wi-Fi 環境は、大学によってだいぶ差があるように思います。デラサール大学は、あってないようなもの。ブダペスト工科経済大学は場所は限られているものの、しっかりとネットが繋がっていました。だいたいの国では、近所に Wi-Fi のあるカフェが数件あるはずなので、Wi-Fi 難民になる心配はないと思います。