Trans Japan第1巻結語 (編集長 Vol.1)

留学コラム

留学するということ
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 留学するってことは、なにかしらの目的があるはず。
 たとえば、語学力をつけたい、海外の大学で学問をしたい、海外に出て何か刺激のある生活をしたいなど。目的によって、どのように留学するかは、おのずと決まってくるので、自分の目的と照らして、どのような留学にするかを決めたらいいのではないでしょうか。
 もしくは、先に国を決めたり、ある奨学金に応募して通ったから行く、なんてこともあるかもしれませんが、そのときでも、何を学んで、何を得てきたいかを明確にしておくのはいいことだと思います。
 また、留学と、一口に言っても、色々な種類のものが考えられます。
 奨学金、私費留学などの金銭面のことから、どのようなことを学ぶのか、期間はどうするのかなど、その形態は本当にさまざまです。さらに、留学する国。一般的には大学生であれば欧米へ英語を勉強するため、というような目的で、英語圏に行く人が多いのではないでしょうか。この留学体験記にあるように(むしろ英語圏への留学の体験記が少ないですが)、非英語圏への留学というのも、若いからこそできる冒険のような要素があって、面白そうです。自分が留学した後に、何を得ているかということは、想像もしにくいし、とりあえず語学だけは話せるようになるだろう、と思ってたら、留学先で日本人とつるんでしまい、語学習得もできなかった、というような例もよく耳にします。
 この本を読んで分かるように、留学といっても様々です。留学といっても奨学金を利用すれば必ずしもお金が必要でなかったり、交換留学では、単位互換制度を利用して、留年せずに留学できたりします。国についても、英語圏だけでなく、そのほかの国も十分に考えられますし、短期留学から長期の留学まで色々です。この本を読んで伝えたいのは、どんな状況でも外に飛び出すことによって何かが開けるということ。留学と言っても、様々なものがあるので、可能性をはじめから限定しないこと。などなど…。
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あとがき
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よんでくれてありがとうございます。どうだったでしょうか?
多少でも、なにか得るものがあってくれれば幸いです。
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なんとか終わりましたね。
途中で梯子をはずされた気分もしなくもないですが、完成できてよかったと思います。
文章を寄せてくださったみなさん、完成が遅れてしまってごめんなさい。
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この本についてのお問合せは・・・どこでもいいんですけど。
一応、いつまでもこの本が誰かの手元にあるだろう事を想像して、
wwww.takait.comということにしておきましょうか?
ここの掲示板にでも書いてくだされば、この本の関係者が多数見ていると思いますので、この本の入手の仕方、その後の留学情報など、情報を提供できるかもしれません。
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ほぼ間違いなく、増刷などありませんので、この本がはけてしまったら絶版ということになります。
著作権は、各執筆者に帰属しますので、節度ある範囲で利用してください。もし、転載許可など欲しければ、連絡をお願いします。
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2003年1月
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